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お金のこと

アラフォー独身、持ち家を手放し1R賃貸に引っ越した理由

アラフォー独身となると、婚活に全力をささげるか、結婚はあきらめて終の住処である持家を買うか、大きく二択になるのではないでしょうか?

私は後者で、関東から地元に戻った30代後半から家賃を払うのが馬鹿馬鹿しくなり、中古の安いマンションを探し始め、手頃で気に入った物件に出会えたため即決しました

浪費家で貯蓄もなかったため、住宅ローンは25年フルローン

後から考えると金利が安い今だったら固定金利で35年の長期ローンを組み、余裕資金で優良株に投資すれば良かったと後悔しましたが、ともかく私は6年目でそのマンションを売却し、現在は1R賃貸に引っ越しました

周りからは『もったいない』と反対されましたが、私は一つも後悔していません

賃貸VS持家は、蓄財業界において永遠の論争です

結論、私は断然賃貸派です

今日はその理由についてお話しします

もくじ

①私が持ち家を手放して賃貸に引っ越し、良かったことと悪かったこと

②賃貸VS持ち家論争に結論が出ない理由

③賃貸に向いている人、持ち家に向いている人

私が持ち家を手放して賃貸に引っ越し、良かったこと悪かったこと

私は地方住まいで30代後半にフルローンを組んで中古マンションを購入しました

駅からは遠かったけれど平置きの駐車場があり、犬を飼っている私にとってペット可物件が魅力でした

高層階だったので夏でも虫に悩まされることはなく、見晴らしが良くて地元の花火大会もベランダから鑑賞できる最高の物件でした

そんな理想の家を手放した理由は、起業して生活が苦しくなり資金繰りに困ったため

今は事業を縮小し、就職して安定したお給料をいただいているのですが、職場が遠いことも後押しとなり、思い切って査定に出したところ住宅ローンの残債が返せる額で売却先が見つかり、わずか半年で引っ越しすることが決まりました

アラフォーで賃貸暮らしに戻ることに不安はないのかと聞かれたら嘘になりますが、お金に困っていた私にとって、住宅ローンが完済できることは大きすぎるメリットでした

今は蓄財も順調で、生活に関する心配は無くなりましたが、これから先まとまったお金を貯蓄できたとして、また住宅を購入するか?と聞かれたら答えはNoです

アラフォー独身会社員の私にとって、1R賃貸のメリットは絶大だから

1R賃貸のメリット

⭕️部屋が狭い分、冷暖房効率が良く、光熱費が安くなった

⭕️隣人トラブル、結婚や転職による生活の変化にも柔軟に対応できる

⭕️固定資産税がかからず家賃交渉や修繕費の面でコスパ良し

1R賃貸のデメリット

❌部屋が狭いため愛犬とボール投げができなくなった

❌壁が薄く、生活音が響いてストレスに感じる

❌部屋の中を自由にリフォームできない

デメリットに関して、私はさほど問題視していません

愛犬とは普段から散歩やドライブに行く機会が増え、環境音は早いうちから慣れました

壁紙に自由に穴が開けられないのは残念ですが、狭い部屋に引っ越したことで管理しきれないものは手放し、暮らしがミニマムになったおかげで無駄遣いも無くなりました

電力が20Aしか使えないのはストレスかも…💦

何より、家賃と駐車場代が年間30万円削減できたことはあり得ないメリットです!!!

賃貸VS持ち家論争に結論が出ない理由

若いうちは賃貸で、結婚して子供が産まれた頃に持ち家を購入する

これが健全な正解だと信じている人は少なくないのではないでしょうか

確かに年齢を重ねて年金暮らしになったら賃貸の審査は通りにくくなるかもしれない

子供を伸び伸び育てるには、最低でも3LDK以上の広さが適切で、賃貸ともなると家賃はかなり上がってしまいます

だからと言って、自分の年収の数十倍のローンを組んで、数十年かけてコツコツ返済し終わった頃にリフォームが必要になる暮らしが理想かといえば疑問です

持ち家は資産になると思い込んでいる人が多いと思いますが、購入して鍵を開けた瞬間に値下がりする住宅は、間違いなく負債です

都心のマンションに関しては年々値上がりし、数年前に購入した物件が数倍の値段で売れているというニュースを聞きますが、それは主要都市の中でも東京の一部の街だけの話

購入した値段より高く売れなければ、資産とは呼びません

そう考えると持ち家はただの贅沢品です

本来であれば、住むところというのは『安全で安心して暮らせる場所』であればいいはず

資産としての価値を望むこと自体、本質とずれています

贅沢品とわかった上ならば、得られる幸せは大きな買い物です

『購入すれば数年で家賃がペイできる』『お金に困ったら売却すれば資産になる』こんな目先の利益だけを追い求めて、投資なのか浪費なのかもわからず購入しようとしていたら赤信号です

賃貸か持ち家か、本質を掴めていないうちは賃貸が無難かもしれません

賃貸に向いている人、持ち家に向いている人

賃貸派か、持ち家派か論争は永久に続く問題ですが、どんな人に賃貸が向いていて、持ち家に合う人はどんな人か、という答えはある程度決まっています

賃貸に向いている人

①将来的に転勤や結婚、子育て等環境変化を念頭に入れている人

②住むところにこだわりがない人、色々なところに住みたい人

③人付き合いが苦手な人

持ち家に向いている人

①数十年単位でそこに住みたいと思えるほど気に入った物件に出会えた人

②固定資産税、修繕費(+住宅ローン)を払い続けられる資産力がある人

③どんなご近所さんとも良好な関係が築けるコミュ力を備えた人

もちろん、持ち家を買ったからと言って一生そこに住むわけでもないし、将来資産価値が上がって収益が得られるかもしれません

賃貸でも大家さん都合で急に引っ越ししなければならない場合もあるし、老後賃貸契約できるかどうかもわかりません

メリット、デメリットはそれぞれあって、どちらによりメリットを感じられるかはその人次第です

ただ、世間では『一国の主になって初めて一人前だ』とか『独身女がマンションを購入したら終わり』とかいい加減な都市伝説がはびこっており、無責任な意見に惑わされて私のように大事なお金を捨てるようなことがないよう、自分の意見や意志に自信を持ちたいですね

ABOUT ME
runa40
デパコス、ドラコス、ナチュラルコスメ、オールマイティーに美容が好き。40代で離婚を経験し、ミニマルな生活に目覚めました。物は少なく心は豊かに美しく。老いと老後が何より怖い、アラフォー大人女子です。