豊かなままでも蓄財は可能
みなさんは『節約』と聞くとどんなイメージがわきますか?
「ケチケチして貧しい」「そんなに切り詰めて人生なにが楽しいの?」
以前私もそんなネガティブワードばかり思い浮かべていました
私は40代独身で、子どももいない自由気ままな立場です
看護師として長く働いてきたので、安定した収入もあり数年前は浪費家でした(笑)
同僚はコツコツ貯蓄をしていたのに、派手好きな私は湯水のごとくもらったお給料を使いまくり、その結果貯蓄は全くありませんでした💦
去年離婚を経験し、貯金残高を見て「さすがにヤバい!」と思い立ち、お金の勉強を始めました
今は書籍以外でも有益な情報が無料で手に入る便利な時代です
勉強するにつれ、私は気づきました
豊かさを感じたまま節約生活はできる
節約のためにまず始めたこと
お金は使ってこそ価値がある
でも、やみくもに使いまくってたら普通に人生詰むよね
こころが折れずにストレスを溜めない節約は絶対にあります
私がたどり着いた『豊かな節約』を送るために、まず始めたのは
『やめることを決めること』
浪費家だった若かりし頃の私は、とにかく高級✨が好きでした
デパコス当然、洋服もかばんも小物に至るまで、人から見たら『こだわりが強い人』のイメージで、自分でもそのようにブランディングしていました(笑)
情報源は、雑誌やTVなどで見かける有名人やきれいな人✨
私もそんな人に近づきたい!と思って背伸びしていたんですよね
でも、その結果アラフォーにもなって貯蓄はゼロ、たびたびカードローンに苦しむこともありました(笑)
同僚や友人たちは、いつのまにかマイホームを購入したり幸せな貯蓄生活を送っていました
浪費癖が強かったころは、会ったこともない有名人をうらやんだり、キレイに着飾ってうらやましいと思われたい!という願望が強かったのです
そして現在、ようやく気付きました
羨まれたとしてもいい事はない
有名人や雑誌に載っている読モは、あくまでも職業として商品を紹介していること
私がその商品を所有したからといって、有名人に近づけるわけではない
喜ぶのは私ではなく販売している企業と、宣伝費をもらえる有名人だけ
蓄財に目覚めた私は、まず『人目を気にすること』をやめました
管理しきれないほど抱えていた洋服やかばん、小物や化粧品…
クローゼットからあふれていた洋服は、クリーニング代だけでもワンシーズンで5ケタになっていました
コスメにいたっては何年前に購入したかわからない物ばかり…お肌にいいわけがない💦
かばんや小物は結局いつも使うものは同じだったのです
一見無駄遣いでしたが、いつの間にか審美眼が養われていたようで、高い勉強代でしたが後悔していません
好きな物、お気に入り、こだわる所、結局は自分にしかわかりません
高層マンションに住むことで仕事のモチベーションアップにつながる人や、家族や友人にプレゼントすることで喜びを感じる人、洋服や美容で自信が持てる人
自分が何に喜びを感じて、ご機嫌で過ごせるか
それは人に決めてもらう事ではありません
『節約』も同じこと
おしゃれだけは譲れない!というなら安い家賃の部屋に引っ越せばいいし、カフェめぐりをすることで休日が豊かになる、というなら普段の食事を自炊したり、実家のお世話になるのも一つの手段
すべてを平均以上にしたい!高級品で揃えたい!というのは乱暴な考え方です
そして上には上がいるので、一時的に高級品を手に入れても、日常的に高級品を使っている人に遭遇すれば、たちまち色あせてしまうものです
人をうらやむ癖がついている人は、『もっといいものが欲しい!もっともっと!!」とゴールの見えない迷路に迷い込んでしまいます
いい意味で『落としどころを決める』
豊かな節約生活を送るためには、自分の価値観と真摯に向き合うことが必要です
①食べ物とスキンケアは質の良いものを少しだけ
②愛犬の食事や生活は惜しまない
③住むところは安全で心地よさ優先
アラフォーになってようやく気づいた、これだけ守っていれば幸せでいられるポイントです
あれほど好きだった衣服や鞄は、清潔感があって環境に良ければなんでも良いと思えるようになり、車はメンテナンスさえしていればこだわりはなくなり、コロナ禍で飲み会も無くなったので、おかげさまで蓄財は順調に進んでいます