先日ようやく2021年の確定申告が終わりました。
昨年は事業を縮小し、利益といえるものは事業に関係するものを知り合いやフリマサイトで売却した分だけだったので、わりとギリギリに準備し始めてもすんなり終わりました
起業して初めての確定申告では、友人に数か月前から手伝ってもらったにも関わらず、申告会場ではなんと4時間立ちっぱなしで半泣きしながら終わらせたのですが、その時に比べたら
『確定申告?ああ、これとこれね』
みたいな感じ(笑)
それでも昨年は、自宅マンションを売却したこともあり、初めての帳簿付けにとまどいましたが、利益が少なかった分かなり楽♡(←こら)
マンション売却については後日まとめ記事を作ろうと思います
1.また臆病になっていました
2.なにを恐れているの?
3.失敗して失うものってなんだろう
また臆病になっていました
看護師時代の同僚から、「今どうしてるの?」というLINEがきました。
離婚したことも、引っ越しをしたこともまだ伝えていなかったので、一瞬とまどいましたが、その時自分が
『最初の事業を失敗したこと、離婚して会社員をしていることが恥ずかしい』
と感じていることに気付きました。
起業する時に仲が良かった医師から、『すぐに復帰したら許さないからね』と背中を押してもらったのに、結局今は企業看護師をしている
もしかしたら私は『雇われている人』を下に見ているのかもしれません。
そして今、そんなふうに下に見ていた『雇われている人』に自分が戻ったことに、安心も満足もしていないのです。
やっぱり私は自分で仕事がしていきたい!
生活スタイルも、時間管理も、人間関係も、全て自分で決めて人に管理されたくない!
今の自分に満足していない状態から、逃げ出すことになったとしても!
なにを恐れているの?
昨年離婚して、私には事業で作った借金と、住宅ローンしか残っていませんでした。
このままではヤバい💦と救済措置として就活し、現在の職場は忙しいけれどお給料も病院勤めと変わらないくらいいただけるようになりました。
毎月決まったお給料をいただく心地よさに、私はどっぷりつかっていたのです。
会社員と自営業の違いは、圧倒的に『安定性』だと考えています
会社が傾こうが、仕事が減ったとしても、基本給は毎月いただけます。
仕事に対する能力のちがいがあったとしても、日本の企業はまだまだ年功序列が根付いているので、先に入社した『仕事しないおじさん、おばさん』がデキル後輩より高年収、という話もよくあります。
私は起業して個人事業主になってから、2年以上無給料で過ごしてきました。
退職金は底をつき、減り続ける貯金残高をみるのは、想像以上につらいものでした。
でも、それ以上に私を惹きつけてやまなかったのが
自由✨
何時に起きるのも、寝るのも。付き合う人や働く場所…すべて自分の責任で決められました
今私が『雇われている人』を下に見ることはもうありません。
自分にはできないことだと実感できたから。
『雇われること』と『起業すること』どちらを選ぶかという質問は、私にとって『肉と魚、どっちにする?』と聞かれることと同じ、どちらも捨てがたいもの。
会社員が自分の時間や能力を会社に提供することは、ある意味リスクだと思います。
若くて体力がある、働き盛りの時代の時間や能力はプライスレスです。
毎月のお給料と引き換えにするには、もしかしたら安すぎるかもしれません。
昨年ひとつの事業を手放し、すっかり臆病になってしまった私は、新たに挑戦することを恐れていました
『また失敗して借金を負うかも…』
借金を負うことの苦しさを私は十分理解しています
でも、今の時代は適正なリスクの上で起業できる方法がたくさんあるのです
失敗して失うものってなんだろう
私はこどものころ、逆上がりができなくて体力テストの前、5時起きで学校に練習に行き、いなくなった私を母がとても心配していた記憶があります。
みなさん、逆上がりに限らず、自転車や車の運転などで転んでけがをしたり、ぶつけて車体を傷つけたことってありますよね?
そんな時、『もういやだ!やめる!』と言ってあきらめたことと、『こんな失敗、自転車に乗れる(逆上がりができるようになる、車の免許を取る)ようになるためにはへっちゃらだ』と頑張り続ける、どちらか一方ではありませんか?
①失敗して諦める=望む結果は得られない
②できるまで頑張る=望む結果が手に入る
つまり、望む結果を手に入れる(成功させる)ためには、
成功するまで続ける
これがたったひとつの方法なんです
たとえ①の諦める道を選んだとしても、自転車に乗れない大人だっているし、逆上がりができなくても学校は卒業できます。
今の時代、車を持たなくても住むところを選べば不自由しません。
失敗してあきらめたことで、そこに気付けただけでも学びを得たことになります
失敗=悪ではない
そう考えたら、人生チャレンジしたもん勝ちだと思うのです