マキシマリストからミニマリストへ
今日ようやく、ずっと片付けたかったガジェット入れを整理しました
100円ショップで購入した、お気に入りの白樺っぽい小物入れに雑多に収納されたスマホとiPadの充電器
学生の頃付き合っていた彼の趣味に合わせて頑張って購入した腕時計と、よくわからない鍵が2本、爪切りと貯金箱の鍵、アロマオイルと練り香水
毎日触るところなのに、必要なものと全く使っていないものが混在していて、モヤモヤするーーー💦
そんな感覚にとうとう我慢できなくなり、思い切って処分!!
空いたスペースはとても小さいけれど、何にも変え難い快感でした
①ものに支配され続けたもとマキシマリストの頭の中
②いらないものを捨てるのに8万円かかった話
③断捨離おすすめ方法
ものに支配され続けたマキシマリストの頭の中
私はもともとこだわりが強く、高価であればあるほど価値がある、と考えていました
コスメは当然のようにデパコスを使っていたし、関東に住んでいた頃は休みの日に買い物ばかりしていました
会社の寮はすぐに手狭になり、家賃の高い女性専用マンションに引っ越し、家の広さは年々拡大、最終的には中古マンションを購入する始末
看護師をしていたので収入は人より多く、身の丈に合わない生活を続けていました
離婚して逃げるように今の1Rに引っ越ししましたが、当初は歩くスペースもなく、連日大型ゴミをゴミ処理センターに自力で運ぶ生活を数ヶ月経験しました
事業に失敗し、使わなくなった仕事道具もたくさんありましたが、それ以前に自分でも把握しきれていないものの多さに驚愕しました
1度も袖を通していない服や、痛くて履かなくなってしまった靴、サイズの合わない高価な鞄、美女ブロガーさんの真似をして購入したけど、私の肌には合わなかった化粧品
『もう使わないな』早々に気づいていたはずなのに、ずっと取っておいた理由
①捨て方がわからない(主に事業で使用していたもの)という知識不足
②高価だったのでもったいないという唐突なエコ発言
③まだ使うかもしれないという意味不明な希望
捨て方を調べる努力をしない、捨てると決断し、行動に移すことができない思考の正体は、
めんどくさい
でしかありません
いらないものを捨てるのに、8万円かかった話
最初に興した事業は飲食販売業だったので、大型の機材などの処分に引っ越し代とは別に8万円業者に支払いました
私の住んでいる地域は、大型ごみの回収や持ち込みに手数料がかからないのですが、事業ゴミは対象外
まだ使えそうなものは仕事仲間に譲ったり、安く買ってもらいました(感謝💓)が、ちょうど6畳の部屋ひとつ分のゴミが残ってしまい、部屋探しとマンション売却、引っ越しで疲弊していた私は、手っ取り早く粗大ゴミ受付け業者を利用することにしました
もっと早くに行動し、業者に依頼するにしても相見積もりを取って、少しずつ自分でも処分していたら…と後悔していますが、そうしなかったのは私自身なので仕方ない
自分の行動の責任は自分で取る!
この時初めて、ものを処分するのには膨大なエネルギーがいるのだ、と自覚しました
私は一人暮らしで3LDKのファミリータイプの中古マンションに住んでいましたが、1Rの今の部屋に引っ越して年間100万円の節約に成功しました
引っ越しはとても大変でしたが、その労力に見合った価値があったな、と満足しています
そして今は衣服や鞄に魅力を感じなくなり、化粧品や食べ物は質の良いものが少しあればいいと考えています
まだ無駄遣いすることは度々ありますが、今の小さな部屋に引っ越したことで、部屋だけでなく考え方やセンスも磨かれて研ぎ澄まされた感覚があるのです
断捨離は私にとって十分すぎるメリットがありました
断捨離おすすめ方法
一度手にしたものを処分することは、手に入れる数倍のエネルギーが必要で、そのために『必要ないな』と自覚しても処分できない人が多いのだと思います
でも、私のように断捨離することにメリットを感じられたら、後は行動に移すだけ
①メルカリやラクマなどのフリマサイトに出品する
②リサイクルショップに持ち込む
③ゴミとして処分する
お片付けのスペシャリスト、こんまりこと近藤麻理恵さんは、『人生がときめくお片付けの魔法』で
お片付けは祭りと心得よ
と言っています
『もう自分には必要ないな』と感じたら、その時が捨てどきで、その瞬間を逃したらめんどくさい気持ちに負けてしまいます
不要と判断したら、私は早く処分できる方法を優先します
フリマサイトに出品するにしても、確実に売れる値段で価格設定するし、売れなければ早々に出品し直すか、削除してリサイクルショップ行き
売る前にメンテナンスが必要なものは人に譲ったり思い切ってゴミとして出してしまいます
そもそも必要ないものなのだから、売って儲けようなんて考えはありません
まとめ
お気に入りに囲まれて生活することは、ずっと私の憧れでした
雑誌や動画で観るセンスの良い部屋に憧れ、SNSに感化されて購入したものは数え切れないほど
でも、冷静に考えたら本当に気に入っているものは一握りで、必要なものも数えられるくらいでした
結局『人によく見られたい』とか『人が持っているものだから』という承認欲求や世間の常識に振り回されているだけでした
蓄財の最初の一歩は『固定費の見直し』、そして家賃の節約は固定費の中で爆発的に効果があります
とはいえ、私もこれまでたくさんものを所有して失敗を経験してきたからこそ、自分に必要なものが見えてきたのだと思います
成功の反対は失敗ではなく行動しないこと
ものに囲まれることに価値を感じる人は、それでいいと思います
何に価値を置くかは人が決めることではないのだから